チャン・マリーの香港熱病日誌〜2000年黄金週間

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マカオで喰らう


 ↓サカナ
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↑ハト 


多少迷いながらも無事、マカオでもっとも古い老舗のポルトガル料理レストラン「澳門佛笑樓大餐廳」に着席したのは、すでに午後2時だった。超有名なハトの丸焼きと魚&野菜の煮込みを注文するも、なぜかエスカルゴが出てくる。「これはなんだ? セットか?」と聞くと、どうやらセットというわけでもないらしい。注文したものと違うと説明するのに四苦八苦。結局こちらが悪いわけじゃないけど「cancel」だけは通じたのでそういうことにしておいた。そんな一悶着のあと、ようやく出てきた煮込み料理とハトの丸焼きは、とてもおいしかった。しかし、丸焼きになったハトの首から頭にかけてはさすがに生々しく、かじるとハトがリアルに感ぜられアウト……。若いウエイターは料理を運んできては、「サカナ」とか「ハト」とか日本語で教えてくれる。なんだよ。日本語で言えば良かったじゃないか。彼はこちらが食べている間、しきりに小生のデジカメに興味を示し、渡してあげると嬉々としていじくっている。じいさんのウエイターまでやって来て珍しそうに眺められると、なかなかこちらの鼻も高くなる。ふぉっふぉっふぉっ。

帰りはまた雨が降りだした。酒屋でポート・ワイン(150ドル)をゲットしたあと、少しぶらついてから、再びタクシーを拾ってフェリー・ターミナルに向かう。午後4時発のジェット・フォイルに乗って上環へと出発。マカオはほんのつかの間、夢のような滞在だった。

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←ポート・ワインはこのペイントものがグッド



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